ウイスキーにちょっと興味が出てきた方が、次に気になるのが
「生産国によってウイスキーって、何が違うの?」ということではないでしょうか?
この記事では、世界で代表的な「5大ウイスキー」の特徴を
初心者でもわかるようにやさしく解説していきます。
🍀 この記事を読むと…
- 世界の5大ウイスキーの違いがざっくりわかる
- 自分に合いそうな国のウイスキーが見つかる
- 初心者におすすめの銘柄も知れる!

世界5大ウイスキーってなんのこと?そんなに違うものなの?

銘柄にもよるが、国別に傾向と特徴があるんだ。分かりやすく解説するよ。
🥃 世界の5大ウイスキーとは?
まず、世界の5大ウイスキーとは以下の5つを指します。
国 | 呼び名 | 特徴 |
---|---|---|
スコットランド | スコッチウイスキー | ピート香があり、種類が多い |
アイルランド | アイリッシュウイスキー | なめらかでライト、クセが少ない |
アメリカ | アメリカンウイスキー(主にバーボン) | 甘くて濃厚、初心者にも人気 |
カナダ | カナディアンウイスキー | 軽快でクセが少なく飲みやすい |
日本 | ジャパニーズウイスキー | 繊細でバランスがよく、世界的評価も高い |

こんなに違いがあるんだね!

そうだよ。それぞれの特色を知るだけで面白いじゃろ?次はもう少し深堀りして、代表銘柄も紹介しよう。
🏴 スコッチウイスキー(スコットランド)
スコッチは世界で最も有名なウイスキーの1つで、5大産地の中でも種類がとても豊富です。
◯定義
- スコットランドにおいて、穀類を酵母により発酵させたもの
- アルコール分94.8度以下で蒸溜
- 容量700リットル以下のオーク樽で最低3年以上熟成
- アルコール40度以上で瓶詰めしたもの
◯代表銘柄:ラフロイグ、アードベック、タリスカー、グレンモーレンジィ…
◯おすすめの方:個性派好きな方に◎
🇮🇪 アイリッシュウイスキー(アイルランド)
◯定義
- 穀物類を原料とすること
- 麦芽に含まれる酵素により糖化し、酵母の働きによって発酵させていること
- 蒸溜時のアルコール度数は94.8%以下であること
- 木製樽に詰めること
- アイルランド島(アイルランド共和国、または英国領北アイルランド)の倉庫で3年以上熟成させること
◯代表銘柄:ジェムソン、ブッシュミルズ
◯おすすめ:クセの無いスムーズなウイスキーを探している方に◎
🇺🇸 アメリカンウイスキー(主にバーボン)
「アメリカンウイスキー」とは、アメリカ国内で造られているウイスキーの総称です。
◯定義
- 穀物を砕いて発酵させる
- アルコール度数95度以下で蒸溜
- オーク樽で貯蔵・熟成
- 40度以上で瓶詰めしたもの
◯特徴:甘くて濃厚、初心者にも飲みやすい銘柄が多い
◯代表銘柄:ジムビーム、メーカーズマーク、ワイルドターキー
◯おすすめの方:ハイボールで飲みたい、甘口好きに
🔗詳しくはこちら「バーボンだけじゃない!?アメリカンウイスキー入門!おすすめ銘柄も解説!」
🇨🇦 カナディアンウイスキー
◯定義
- 原料は穀物
- 麦芽等で糖化し、酵母を用いて発酵、蒸留する
- カナダ国内で糖化、酵母、発酵、蒸留、熟成を行う
- 熟成に使用する木製樽の容量700L以下、熟成期間は3年以上
- 瓶詰時の最低アルコール度数は40%
- カラメルまたはフレーバリングの添加は可能
◯特徴:スムーズで軽快
◯代表銘柄:カナディアンクラブ、クラウンローヤル
◯おすすめの方:飲みやすさ重視の方に◎
🇯🇵 ジャパニーズウイスキー
世界的な評価を得ている日本のウイスキー。繊細でバランスの取れた味わいが特徴です。
◯定義
- 原材料は、麦芽、穀類、日本国内で採水された水に限ること。
- 糖化、発酵、蒸留は、日本国内の蒸留所で行うこと。なお、蒸留の際の留出時のアルコール分は95度未満とする。
- 内容量 700 リットル以下の木製樽に詰め、当該詰めた日の翌日 から起算して 3 年以上日本国内において貯蔵すること。
- 日本国内において容器詰めし、充填時のアルコール分は 40 度 以上であること。
- 色調の微調整のためのカラメルの使用を認める。
- 特徴:自然や季節感を大切にした味づくり
- 代表銘柄:山崎、白州、知多、余市、竹鶴
- おすすめ:和食と一緒に楽しみたい方、繊細な味わいを求める方に◎
◯特徴:繊細でバランスの取れた味わい
◯代表銘柄:山崎、白州、余市、竹鶴
◯おすすめの方:和食と一緒に楽しみ方、繊細な味わいを求める方に◎
✅ 初心者におすすめの選び方
初めて買うなら、下記を参考にしてみてください👇
好みの傾向 | おすすめの産地 |
---|---|
ピート香やスモーキーさが好き | スコッチ(アイラ系) |
なめらかでクセがないもの | アイリッシュ、カナディアン |
甘めで飲みやすいもの | バーボン(アメリカ) |
バランスが取れた味が好き | ジャパニーズウイスキー |
🍀 まとめ
ウイスキーの世界は、産地ごとにまったく違う魅力があります!
ちょっとずつ飲み比べて、自分の「好き」が見つかると
ウイスキーがどんどん楽しくなりますよ!

産地によってこんなに違いや特徴があるんだね!知ればするほど面白いね!

更に銘柄ごとに特徴があるから色々試してみて、自分好みの銘柄を見つけていくといいぞ💡
飲みたいウイスキーは決まりましたか?今日も「グー旨👍」な晩酌をどうぞー!。
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